犯罪・刑事事件の解決事例

「なりすまし詐欺」の共犯者として逮捕・勾留されたが、不起訴処分となった

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家藤 卓也 弁護士が解決
所属事務所家藤法律事務所
所在地大阪府 大阪市浪速区

この事例の依頼主

30代 男性

相談前の状況

被害者からだまし取ったキャッシュカードと不正に聞き出した暗証番号を用いて、ATMから出金するという、いわゆる「なりすまし詐欺」の事案。出金した現金が依頼者の口座に振り込まれていたことから、共犯者として逮捕、勾留された。依頼者は中国国籍の男性。

解決への流れ

詳しく話を聞くと、依頼者は両替(日本円→中国元)を頼まれていただけであり、詐欺・窃盗には一切関与していなかった。また、両替の依頼主がそのような犯罪を行っている者とは一切知らなかった。その旨を担当検事に説明したところ、事情を理解していただき、不起訴処分となった。

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家藤 卓也 弁護士からのコメント

依頼者は日常会話程度の日本語は話せましたが、日本の刑事事件に関する制度や詐欺罪、窃盗罪の構成要件を説明するのに苦労しました。時間をかけて説明したところ、自分には詐欺罪も窃盗罪も成立しないということを理解していただき、取調べにおいて自信をもって説明できたようです。通訳を入れた方がいいかとも考えましたが、わかりやすい日本語で、直接、丁寧に話をしたことにより、当職を信用していただき、信頼関係が築けたと思います。犯罪に関係するお金とは知らなかったとはいえ、個人で多額の現金の両替を行うことは関連法令に触れる可能性があることもご理解いただき、今後は二度としない、真面目に本職(不動産業)だけに専念する、とおっしゃっていました。