犯罪・刑事事件の解決事例
#慰謝料 . #財産分与 . #不倫・浮気

不貞妻が「破綻済み」と慰謝料を拒否…証拠と交渉で有利に離婚解決した事例

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岩本 貴晴 弁護士が解決
所属事務所伸晄(しんこう)法律事務所
所在地京都府 京都市中京区

この事例の依頼主

60代 男性

相談前の状況

夫から、妻が不貞しているかもしれないとの相談でした。そこで、妻の不貞の証拠を収集して、妻の不貞相手に慰謝料を請求したところ、妻が自宅を出て行き、夫に対して離婚の請求をしてきた事案でした。

解決への流れ

妻は不貞をしていたにもかかわらず、不貞以前に夫婦関係が破綻していたとして、慰謝料の支払いを拒否してきた事案でした。当事者の感情的な対立が激しく、解決までに時間を要しましたが、最終的に離婚し、慰謝料込みで有利な財産分与を勝ち取った事案でした。

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岩本 貴晴 弁護士からのコメント

妻は不貞をしていますので、いわゆる有責配偶者に該当します。そのため、妻からの離婚請求は本来認められないはずでしたが、妻は、不貞前に婚姻関係が破綻していたと慰謝料の支払を拒否してきました。もっとも、婚姻関係の破綻という主張はなかなか通らないので、最終的は、妻の不貞を前提として有利な財産分与を勝ち取って解決することができました。