この事例の依頼主
女性
相談前の状況
相談者様には既に離婚したお子様がおり、その元夫から相談者様に対し、貸したお金を返して欲しいというような請求が行われていました。相談者様はその人物からお金を借りた覚えがなかったことから支払いを断っていたところ、訴訟を提起され、この訴訟への対応についてお引き受けしました。
解決への流れ
訴訟では相手からの貸付があったかどうかという事実関係が全面的に争点となっておりました。いわば0か100かというような事案であったことから和解による解決にはなじまず、事実関係のみならず法律論の観点でも争い、裁判所での尋問をした上で判決を出してもらう運びとなりました。送られてきた判決は相手側の請求を棄却するという内容で、無事に勝訴の結果となりました。
ご自身としては金銭を支払う理由はないと考えている場合であっても、相手が違うことを主張して対立することは少なくなく、今回のように訴訟を起こされて対応を迫られることもあります。そのような場合、ご自身の認識が正しいこと、相手の主張には証拠が足りていないこと等を客観的な視点で主張し、裁判所の理解を得る必要があり、時には事実関係のみではなく法律的な観点での指摘も考えていくこととなります。今回の件は、法律的な観点での反論も行っていたことが勝訴の要因となったものと思われます。