この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
相談者:独身アラフォー 実家で母と2人暮らし 月手取20万円15年以上アイドルを愛してきた。収入は少ないけどできる限り応援してきた。カードローンで借りられるだけ借りて応援してきた。でも払えなくなったので困ってしまった。見かねた母親が心配して弁護士に連絡してくれたので,一緒に相談に行った。
解決への流れ
ご相談の事案,実家暮らしなので,家賃や水道光熱費などの固定費の負担が無く(!),カードローンの返済無ければ普通に(!)暮らしていけます。そこで,弁護士介入により債権者に対する返済をストップし,早期の破産申立を行いました。CDを買いまくったり,地方公演行きまくったりすることは,収入に見合わない「浪費」であり,「免責不許可事由」に該当します。破産管財人により,反省しているのか,経済的な立ち直りの可能性はあるのか,調査されましたが,弁護士の指導の下,反省文を書いたり,家計簿を毎月提出したりするなどして,破産管財人の理解を得て,裁判官から免責許可の決定を得ました。
筋金入りのアイドルヲタです。何かを深く愛してそれに没頭するということは,人生を豊かにする素晴らしい経験です。ただ何かを得るということは何かを失うということと同義です。自分の能力の範囲を超えて得ようとすれば,その反動も大きくなるということですね。しかし,人生に失敗はつきものです。失敗して初めて分かることだってあります。破産手続は決してネガティブなものではありませんよ。失敗して,過ちに気づいて,迷惑をかけた方々にごめんなさいして,立ち直ろうとする人を応援する手続なんです。自信を持って,前を向いて,また頑張っていきましょう!