この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
四日市に住んでいるLさんは、自ら会社を立ち上げ、何店舗も経営していました。その際に、自宅を担保にして銀行から金を借りていました。当初は、売り上げが好調で借り入れも計画通りに返済できていました。しかし、会社の業績は悪化したうえ、従業員に裏切られるなどして、個人と会社それぞれ借り入れを増やしていきました。それでも返せなくなり、自宅を売却しなければならなくなりました。
解決への流れ
Lさんには小学校に通う子供がおり、できるだけ自宅に住み続けたいと考えました。Lさんは自宅を親族の方に売却し、抵当権を抹消したうえで、自宅を貸してもらえることになりました。
Lさんは、自宅に住み続けたまま、個人と会社の破産の申立てを行い、無事に債務は免責されました。現在も自宅に住み続け、家族も今まで通りの生活を続けています。