犯罪・刑事事件の解決事例
#人身事故 . #慰謝料・損害賠償

【総額1億8000万円を獲得】頭部外傷による神経系統の機能または精神の障害(1級1号)後遺障害認定があるケースの事例

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堀 大祐 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人松本・永野法律事務所 長崎事務所
所在地長崎県 長崎市

この事例の依頼主

50代 女性

相談前の状況

50代専業主婦のAさんは、知人の車両に同乗中に事故に遭い、車外に転落し、脳挫傷等の重傷を負った。被害者は、2年以上の入通院期間を経て症状固定を迎え、自賠法施行令別表第一第1級1号の認定を受けました。

解決への流れ

保険会社の示談提示額から判断して、訴訟等によれならければ「適正な賠償」を受けることは困難であると判断し、後遺障害等級獲得後、訴訟提起し第一審の判決を受けました。その後、控訴し、第一審が認めた損害額を大幅に増額して控訴審で和解しました。本件では、将来の介護費用(雑費含む)や既往症による事故前の労働能力の有無(休業損害、逸失利益の有無)等が争点となりました。第一審判決は、休業損害や逸失利益の一部を認め、総額7300万円を認めたが、当方から控訴し、和解等により総額1億8000万円を獲得した。保険会社による提示額7300万円→解決額1億8000万円という約2.5倍以上の増額を実現することができました。

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堀 大祐 弁護士からのコメント

本件は、相手方の代理人は、既往症を考慮して休業損害や逸失利益の損害を否定したが、事故前に残存していた能力を考慮して、休業損害や逸失利益の一部を獲得できたところに特徴があります。