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つけ麺「大勝軒TOKYO」のパワハラ裁判始まる 会社側は請求棄却求める【追記あり】
2022年01月21日 13時35分

つけ麺店「大塚大勝軒」の元男性店長が、社長からのパワハラや、未払い残業代などがあったとして、運営元の「株式会社大勝軒TOKYO」(豊島区)を訴えた裁判の第1回期日が、1月21日に東京地裁(青野卓也裁判官)であった。

元店長は慰謝料など約1070万円を求めているが、会社側は請求棄却を求めた。

(編集部追記・2024年3月4日) 元店長の男性が「株式会社大勝軒TOKYO」を訴えた裁判は、2023年10月に和解が成立した。元店長側は「和解成立で終了したのは事実です。被告から一定の金額の支払いを受けて和解しました」とコメントする。大勝軒TOKYO側は「元従業員との紛争は全面的な解決に至った」としている。

つけ麺店「大塚大勝軒」の元男性店長が、社長からのパワハラや、未払い残業代などがあったとして、運営元の「株式会社大勝軒TOKYO」(豊島区)を訴えた裁判の第1回期日が、1月21日に東京地裁(青野卓也裁判官)であった。

元店長は慰謝料など約1070万円を求めているが、会社側は請求棄却を求めた。

(編集部追記・2024年3月4日) 元店長の男性が「株式会社大勝軒TOKYO」を訴えた裁判は、2023年10月に和解が成立した。元店長側は「和解成立で終了したのは事実です。被告から一定の金額の支払いを受けて和解しました」とコメントする。大勝軒TOKYO側は「元従業員との紛争は全面的な解決に至った」としている。

●大勝軒TOKYO側は、原告の主張を否定

訴状などによると、男性は2018年3月に入社し、2019年11月から2021年1月7日まで、同社の提携事業店「大塚大勝軒」で店長として働いていたが、社長から日常的に蹴られたりする暴力や、パワハラを受けたという。命じられて、スタンガンをこめかみにあてて自らスイッチを押したこともあったと主張している。

また、長時間労働が続き、1カ月の残業時間は140〜160時間に及んだものの、残業代などは支払われなかったとしている。

元店長は意見陳述で「今もなお苦しんでいる被害者がいる。戦い続ける」と述べた。

終了後、元店長や代理人弁護士らが取材に応じた。

会社側は答弁書で、社長による暴力などの不法行為の事実はなかったと反論している。また、残業代についても、残業時間について争いがあるほか、元店長は管理監督者であり、支払う必要がないとしているという。

次回期日は2月25日を予定。

●これまでの経緯

元店長の提訴時会見の記事

大勝軒TOKYOによる反論の記事

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